人生をコンテンツ化する。

頭の中に浮かんだことを勢いにまかせてすごく適当に書く。

借りぐらしのアリエッティはジブリ史上初の気持ち悪いキャラが登場する映画です

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こんばんわ。最近デスクトップパソコンを処分したドコデモです。
初めて買ったパソコンだし、まだそこそこ使えたので捨てるかどうか迷っていたんですが、もう完全にノートパソコンしか使わなくなってしまったので思い切って捨てました。それまで占有してたスペースが空いて、どれだけ場所をとっていたか痛感した次第です。
これを期に、使わない物は捨て、デジタル化できる物はデジタル化し、物を極力持たない生活に移行していきたいな〜と考えています。


さて、公開から遅れること1ヶ月。借りぐらしのアリエッティを見てきました。
ネットでの評判を見る限り、酷くもないけど絶賛するほどでもないといった感じでしょうか。
個人的には楽しめました。とくに序盤のアリエッティとお父さんの「借り」にはワクワクさせられましたよ。


で、ここからが本題なのですが、この借りぐらしのアリエッティには樹木希林演じる家政婦のハルさんというキャラクターが登場します。
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この人。この人には、ジブリキャラで初めて、「気持ち悪い」という感情をいだきました。
ストーリー中盤、病気療養中の翔の親切心がきっかけでハルさんにアリエッティのお母さんが捕まってしまうシーンがあります。このときハルさんは、まるで新しいおもちゃを見つけたかのような表情を見せ、ニタニタ笑いながらアリエッティのお母さんを空ビンに閉じ込めます。
その行動はまるで、小学生がザリガニやバッタを捕まえて無邪気に遊んでいいるようで、その一連の流れに俺は気持ち悪さを抱いてしまいました。
どういうことかというと、自分より小さな生き物を玩具化することへの気持ち悪さ、あるいは恐怖かな。
そういった感情を抱くようになったきっかけは、たしか小さい頃見た映画か本だったと思うけど忘れた。もちろん俺も小さい頃は虫とか魚を捕まえて同じようなことをやっていた訳だけど、でも、いつの間にか生き物を玩具化すること、されることへの嫌悪感は持っていて、たまに自分が巨人のペットにされている想像をして、勝手に気持ち悪がっているくらいだから、かなり心に刷り込まれているんだと思う。
あ、でも犬とか猫を飼うの別問題ね。犬や猫などを飼うことは全然嫌じゃないし、逆にいつか犬飼いたいと思ってるくらいです。うまく違いを説明できないけど、とにかくそこらへんとは明確な線引きが自分にはあります。


結果的に、アリエッティのお母さんをおもちゃやペットにしようとしていたわけではなかったので、玩具化しようとしているというのは俺の勘違いだった訳ですが、でもあの表情や仕草を見れば、初見の人はハルさんがおもちゃやペットにしようとしてる!と勘違いしてもおかしくないと思います。
同じような感情は、猿の惑星とかでも持ちました。猿が捕まえた人間の中からペットにするやつを選ぼうとするシーンとかね。
これが、まだ小さい子どもがしかも人型でない何かを相手に、そういうことをするならわかるんです。だって、となりのトトロでメイが真っ黒くろすけを捕まえようとしているシーンではそういった気持ちになりませんから。
自分なりに分析してみると、たぶん大人なのに子どもの無邪気さを持っていることにそういった嫌悪感を抱くのかも。
たかしかにそう考えると、これまでにジブリ映画には子ども的無邪気さをもった悪役キャラが出てこなかったように思います。もしいたらごめんなさい。


え〜と、何が言いたいのかわかんなくなってきたぞ。
あー、えー、うーんと。うまく話がまとめられんな。
まあ、だから何が言いたいのかというと、借りぐらしのアリエッティには、ジブリ映画で初めて子どもの無邪気さを持った(持っているように見えた)大人であるハルさんという気持ち悪いキャラクターが登場しますよ、ということです。