まだまだテレビや新聞の世界
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テレビをほとんど見ない生活をしています。その代わりにネットには毎日接続してます。寝てるとき以外は家にいる限り接続してるはずです。
こんな生活をかれこれ7〜8年続けてるので、ネットでの言説が世間の常識だと思うようになってしまいました。
たとえば、新聞やテレビはオワコンという言説。これなんか、典型的なネット、とくに2ちゃんやはてな界隈での言説だと思うんですけど、でもこの仕事やってて思うのは、影響力という点では全然テレビ、新聞はオワコンじゃないし、むしろネットは現実世界で影響力なさすぎってことです。
結局、本を一番売る方法って、テレビで紹介されるか、新聞に広告載せることなんですよね。
たとえは、テレビだと王様のブランチのベストセラーランキングとか、もう終わってしまったけど、エチカの鏡とか。そういった番組で、本のことが紹介されたり。新聞で言えば朝日新聞とか日経とかに全五段、半五段と呼ばれるような大きな広告が掲載されるとか。
すると、翌日には注文が殺到したりするわけ。
反対に、その本の書評がネット住人に大反響で何百もブクマがついたり、ホッテントリ入りしたりしても、ぜーんぜん本が売れない。
そんな光景を、今の会社に入ってから何度も見てきた。
だから、結局今だに新聞、テレビが圧倒的なんだなと。
そんなことを担当した本がまったく売れない夜に思った。