人生をコンテンツ化する。

頭の中に浮かんだことを勢いにまかせてすごく適当に書く。

iPhone、iPad用アプリの企画を立てるということ、本の企画を立てるということ

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相変わらずiPhoneで写真を撮っているものの、Flickrを始めてしまったため更新頻度が以前のように劇落ちしてしまったドコデモです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、集中豪雨によってキャパをオーバーしてしまった下水道を伝ってマンホールから水が溢れ出す東京のように、おれの妄想でブログを水浸しにしてみたいと思います。

編集者だってiPhoneiPadアプリを企画する

アプリが身近になってきた

先頭を突っ走っているわけではないものの、俺が所属している出版社でも電子書籍(とくにiPhoneiPad用)に力を入れています。また、最近お試し的にiPhoneアプリの企画を考えよう的なことを編集部で行ったこともあって、より一層iPhoneiPadアプリが身近になってきました。
昨今の電子書籍ブームにより出版業界が電子メディアに大接近しているわけですが、そうなるとこれまで以上に出版業界⇒IT業界という人材の流出*1が予想されます*2

流出した編集者の行き着く先は

では、そういったIT業界へ渡って行った出版業界の人間、とくに編集者はどういった仕事をすることになるのか。まあ、営業・マーケティング・広報といろいろあるとは思うんですが、おそらく企画職につくんではなかろうかと思います。
もちろん、IT企業にも企画職はあるんでしょうが、編集者がするのなら企画しかないんじゃないか、というのが新卒で出版業界に入り、編集者をやって5年未満のペーペーの想像力の限界です。

編集者の能力とは?

ずばり、売れる著者を見つける力。そして、その前提としての企画力です。ほかにも大事な能力はいくつもあるとは思うのですが、まわりのベストセラー編集者から教えていただいたり、自分に足りないところなどを総合的に考えた結果、現時点の俺の考えではこうなりました。
編集者は仕事柄、普段から企画を考えています。というか、企画を考えるのが編集者の仕事とも言われますし、そもそも企画を考えなければ仕事がまったくありません。
日頃からアンテナを立て、あらゆる角度から情報を収集して、売れそうな著者・売れそうな企画を探しています。それを365日、仕事中はもちろんのこと、プライベートでもやっているわけですから企画する力がつくのもうなずけます。

編集者がアプリの開発に関わっていくのは当然の結果

自分でアプリの企画を考えたり、社内の人たちが紙の本をiPhoneiPad用に電子かしているのを横目で見ていて思ったのは、なんか本の企画を考えるのと同じだなっていうことでした。実際にアプリを作ったわけではないので、本当にそうか?と問われたらなんともいえないんですが、頭の使い方というか、そういうのが同じように感じられました。
ということは、編集者がアプリの企画を考えたって問題ないんじゃないでしょうか。だってiPhoneiPad用の電子書籍だって、アプリ内コンテンツの1つとして作るのか、あるいは単独のアプリとして作るのかの違いはありますが、1つのアプリには違いありませんよね?
そう考えると、元編集者のアプリ企画者(開発者)がこれからどんどん出てきもおかしくないわけです*3

まとめ

編集者はいずれ本だけでなくアプリも企画するようになる(のではないか?)ということです。もしかしたら、だれかがとっくに語っていることなのかもしれませんが、まあ俺が言ってもいいよね。
そんなわけで、次回のエントリーでは俺が考えたiPhoneアプリの企画(の種)をチラシの裏的にご紹介したいと思います。

*1: いい意味で“流出”です

*2: この辺のことは佐々木俊尚さんも仰ってたかと思います

*3: アプリ開発は採算がとれないからビジネスとしてはどうだ、とかはよくわからないんでここでは無視します