人生をコンテンツ化する。

頭の中に浮かんだことを勢いにまかせてすごく適当に書く。

個人情報に対して鈍感すぎる人

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Candy Bin (cc)
Candy Bin (cc) / Jason Hargrove

先日、担当した新刊が出来上がったので、それを以前別の本で一緒に仕事をした著者に献本した。後日、その著者から「ブログに感想をアップしました」とメールが来たので、ブログにアクセスしてみて驚いた。送った本の写真がアップされていたのだが、なんと、一緒に送った手紙が俺の名前をはっきり読める状態で映り込んでいたのだ。

おいおいおいおい!!

「著者」と呼ばれるような人たちは個人事業主や経営者であることが多い。彼らはたいてい、自分や自社のサイト上で実名を公開している。自分の名前に対する信頼で仕事を取ってきたり、依頼されたりすような人たちだから、当然と言えば当然だ。

ところが、ネットに実名をさらしているくらいだから個人情報について敏感なのかというと、じつは全然そんなことはない。驚くほど他人の個人情報に鈍感だ。自分のウェブサイトだけでなく、今や完全に営業ツールと化したFacebookは当然実名だし、Twitterも実名、ブログも実名。何でもかんでも実名で活動しているから、それが当たり前のように感じている。
もちろんネット上で実名をさらすことは勇気がいることだし、自分の名前で仕事をするのは尊敬する。でも、だからって他人の個人情報を勝手にネット上に流出させるのはどうかと思う。

もうすぐ書店に並ぶから本来であれば嬉しいはずなのに、今回のことでちょっとテンションが下がってしまった。