人生をコンテンツ化する。

頭の中に浮かんだことを勢いにまかせてすごく適当に書く。

すぐに反論できるようになりたい。

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人の意見や命令に対して、その場ですぐに反論できなくて、いつもストレスが溜まります。

たとえば、先日こんなことがありました。

そのとき俺は担当しているコミックエッセイのサブタイトルを考えていました。そして、ない頭をひねって数十個のサブタイトル案を考え出した末に、「これ以外考えられない」と思えるサブタイトルを思いつきました。
しかし、サブタイトルの決定にはタイトルや帯のコピーと同様に、編集長の決済が必要です。そこで、次点のサブタイトル数個と一緒に編集長に提出しました。

すると、編集長から「一から考え直して。サブタイトルに普通『コミックエッセイ』っていうフレーズは入れないよ。ビジネス書とかでもそうでしょ。」と言われてしまいました。

そのとき提出したサブタイトル案のなかに、「◯◯な◯◯コミックエッセイ」というものがあり、編集長はそれについて言ったのです。

実は俺は編集長が否定したこのタイトルこそが最も相応しいサブタイトルだと思っていたので、思わず反論したくなりました。
でも、その言葉が出てきません。反論する理由がとっさに出てこないのです。

いつもそうで、しばらくたってから反論の根拠や理由が頭を駆け巡ります。今回も後から思えば、いくらでも反論できました。

たとえば今回はコミックエッセイなのだから、ビジネス書のセオリーは通じないと主張できたと思います。
あるいは、ここ最近いちばんヒットしたコミックエッセイの『日本人の知らない日本語』のサブタイトルにも「コミックエッセイ」というフレーズが入っているのだから、ぜんぜんおかしくない、と反論することもできたでしょう。

もちろん俺の考えが間違っていて、上司の考えの方があっているかもしれないです。自分が絶対に正しいとは思いません。しかし、反論しようと思えばできるくらい、編集長の主張も根拠が弱いと思いました。

それなのに、その場で反論が出てこない。
これをどうにかしたい、つくづくそう思いました。