イタリアの町で見かけた馬の駐輪場
相変わらず蒸し暑い夜が続きますね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
保育園を卒業して以来、久しぶりに布団の代わりにタオルケットを使い始めたdokodemo173です。
タオルケットって単語自体かなり久しぶりに見たな〜。
さて、今回も前回に引き続きイタリアネタです。
イタリアに行ってドアノッカーに魅了された私ですが、家々の玄関を渡り歩くうち、建物の道路側に面した外壁に不思議なものがあることに気がつきました。
こんなやつです。
みなさん、これなんだと思います?
じつはこれ、馬が現役の移動手段だった当時使われていたもので、馬の手綱を結びつけておく金具だったのです。
いわば、馬の駐輪場みたいなものですね。
いろいろ歩き回ってるうちに、これらがドアノッカーのようにバリエーション豊かだとわかり、とても興味を引かれました。
そこで、今回はこの手綱を結びつけておく金具をいくつかご紹介したいと思います。
まずはシンプルなものから。
とくに凝ったデザインではありませんが、けっこう目立っていました。壁にリングの形に添ったくぼみができているのが年期を感じさせます。
上野と同様、とてもシンプルです。とくにデザインに凝っているわけでもなく、機能優先でしょうか。
比較的あたらしそうです。何かの花をイメージしているのでしょうか。
これは一番のお気に入り。先端に動物の顔がデザインされています。馬のようで馬でない。何でしょう?
またまた遠目からですみません。こちらは顔の長いカバのようでした。首にあたる部分に彫られた幾何学模様も注目です。
お次ぎはリング以外のバージョン。このタイプはあまり見かけませんでした。
これはリングの次に多かったタイプです。釣り針のような、錨のような形です。
デザイン特化型。実際に使われていたと思いますが、ここまでデザインに凝っているなら実用性がなくてもいい気がしてきますね。ゲーム中にアイテムとして登場してもおかしくありません。
多分イタリア人にとっては当たり前に存在しているものなんでしょうが、私からすると初めてみるものばかりで、どれも興味を引かれました。海外に行くと、こういった新鮮な発見や出会いがあるからいいですよね〜。
またイタリア行きてー。
というわけで、それじゃあねー。